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第17回東京都自動車整備技能競技大会「決勝」が開催されました
2019年7月6日(土)、第17回東京都自動車整備技能競技大会「決勝」が開催され、弊社からは1名のメカニックが参加しました。
自動車整備技能競技大会とは、自動車整備の技能向上、自動車整備業界の健全な発展に寄与することを目的に、2年に一度開催されています。36名の参加者の中から予選を勝ち抜いた13名の代表選手が出場し、日ごろ培った整備技能を披露しました。全国大会への切符は2枚。東京都の技術No.1とNo.2を決める大会となりました。
競技は、エンジン系統の故障診断、電気パネル回路の故障診断、基礎整備作業の実技競技3問と、二つの不具合と1年定期点検整備に加え、日常点検整備で入庫の引き渡し対応について競うアドバイザー競技の2分類を合計400点で競い合います。
技術は拮抗しているため、丁寧さの中にもスピード感が求められ、緊張感ある競技大会。見ている側としてはそんな印象がありました。
エンジン系統の故障診断においては、エンジンのかからない車に対して制限時間内に診断・修理し、エンジンがかかった際には観客から拍手喝采!
会場が沸き上がりました!!!
こちらは弊社の代表選手へのインタビューです。
「久しぶりにいい緊張感がありました。限られた時間の中で車を直すってのがヒヤヒヤする。エンジンをかけたら終了の合図があって、とにかく緊張しました。
基礎整備が3級に載っているようなことをやりましたね。ピストンのコンロッドの内側を測定なんて言われたら、はて、どこ?みたいな、ね。物体はわかるんですけど、長さか面積かわからなくて悩みましたよ。
教科書に載ってないんじゃないかと思うことがあるけど、言い回しの違いだけでちゃんと書いてあったりする。得点差を出すためなんでしょううけど、引っかけ問題が多い印象でした。運転免許の試験と同じといえば伝わるかな。
知識の幅が足りないというか、歩んできた道によっては知識の薄い部分があって、それらを痛感する問題となってましたね。アバウトな質問とか問題とかから解決策を導き出すのが難しい。
アドバイザー競技では、整備説明の仕方が問われた印象がありました。説明に対してどれだけ気を配れるか、とかですね。
接客中にお客様の名前を一度も言わないなんてことはないですよね?原因はわかりませんとか。調べて後日お伝えしますとか、お客様目線できちんと説明できているかどうかとか、そういった部分で点差がついたかも。
本当にいい緊張感でしたよ。何年かに一度はこういった緊張感の中で整備に集中するっていうのは、整備技術の向上に必要なことだと思いました。」
うーむ、奥深い!
残念ながら入賞は逃しましたが、その活躍は大会を大いに盛り上げてくれました!
競技終了後の抽選会では会場全体が盛り上がり、選手もリラックスした雰囲気で臨み、なんと弊社の代表選手はNo.1の景品を当てました^^
今後もエーエス自動車では積極的に自動車整備技能競技大会へ参加し、整備技術の向上に努めてまいりたいと思います。
本当におつかれさまでした。